北海道 ウトナイ湖 ― 2024年07月15日
昨日、ようやく日本 100名城の最後の1ヶ所に訪問する事が出来ましたが、この日の内に釧路から苫小牧まで移動し、夜には大洗行きのフェリーに乗船します。 乗船手続きは夕方なので、それまで寄り道しながら苫小牧のフェリーターミナルに行く事にします。
ただ、時間的に余裕を持って寄り道をしたいので、寄り道場所は苫小牧周辺のウトナイ湖にしました。
釧路から約 4時間半かけてウトナイ湖野生鳥獣保護センターに到着。
隣には道の駅「ウトナイ湖」があるので訪問しやすい場所です。
奥に見えるのがウトナイ湖野生鳥獣保護センター。 ウトナイ湖の自然に関する情報が展示されています。 建物内から野鳥を観察するスペースもありますが、この広い湖で手持ちの 300mm 望遠レンズだと、野鳥の撮影は難しいかも知れませんね...。
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの見学を終え、南側にある展望台に移動します。
実は、これが失敗だったようで、保護センターの北側にある自然観察路に気が付かずにスルーしてしまいました..。 どうやらもう少し北側に別の駐車場とネイチャーセンターがあったようです。 それほど急いでいた訳では無かったので残念な事をしました...。
まぁ、再訪する理由が出来たと思う事にします。
ウトナイ湖は、周囲約 9km、面積 275ha です。
平均水深は 0.6m なので非常に浅い淡水湖で、周辺には湿地が広がります。 また、ウトナイ湖は国際的に重要な湿地としてラムサール条約に日本で4番目に登録されています。
野生の渡り鳥にとって大切な生息地となっています。
地図を見る限り、対岸には人が入れないと思われるので、野鳥はそちらの方が多いでしょう。
この広さだと、野鳥を見るにはそれなりの準備が必要そうですね...。
渡り鳥は春になると繁殖の為にロシアに向かって旅立ちます。 そして秋になると幼鳥を連れてウトナイ湖に戻ってきて越冬します。
なので、残念ながら夏場は水鳥の姿が一番少ない季節です。 訪問時、ほとんど水鳥の姿はありませんでした...。
300mm で対岸を見ましたが、野鳥の姿は何も見えず..。
真っ昼間と言う時間帯も良くないのかも知れません。 早朝とかの方が良いのかも?
かなり立派な展望台です。
建物は3階建で屋上に出る事が出来ます。
屋上からの見晴らしは最高です。
1ヶ所湖岸まで行ける場所があります。
約 6000年前、苫小牧周辺の海面はいまよりも高く、この辺りは海だったようです。
長い年月をかけて河川によって運ばれた砂が堆積し、かつ、海面が下がった事により砂浜になり、植物が生えて現在のような姿になったようです。
確かに湖面への遊歩道を見ると、砂浜っぽい感じがしますね..。
湖岸をな観察しますが野鳥の姿は見えず..。
渡り鳥が飛来する秋以降が良いのでしょうが、バイクだとなかなか難しいですね..。
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