大分県 稲葉家下屋敷 ― 2018年05月03日
臼杵城の見学後、臼杵市観光情報協会で続100名城のスタンプを押しました。 そこに置かれていた観光案内で稲葉家下屋敷の事を知ったのでそちらも見学して行く事にします。
専用の駐車場は無さそうだったので、バイクは引き続き観光協会に停めさせてもらいました。
廃藩置県によって旧藩主の稲葉家は東京へ移住しました。
稲葉家の臼杵滞在所として 1902年に建てられたのがこの屋敷です。 この辺りは臼杵城の三ノ丸があった場所でもあります。
江戸時代当時の建物では無く、明治に入ってからの建物ですが、武家屋敷の様式を残している建物です。
この門の先に券売所があるので、そこで入館料を支払います。
邸宅は大書院、隠居の間、台所の3棟を廊下で連結した構造になります。 また、昭和に入ると西の間、大西の間が離れとして増築されました。
離れの方は予約すれば貸館として利用する事ができるようです。
大書院
客を迎え入れる「表」空間として使用されるのが大書院です。
玄関は客人用の表玄関と家内用の内玄関が併設されています。
一時期、料亭として使用されていた時期もあったようです。
隠居の間
生活の場として使用される空間の事を「裏」と呼び、隠居の間や台所がそれに該当します。
当主が滞在した時に使用される部屋になります。
居間、二之間、三之間、和室の4部屋があり、3方向を廻り縁が囲みます。
台所
屋敷は平屋ですが、台所だけは2階建てになります。
旧平井家住宅
1859年に建てられた上級武士の住居で、庭園の奥に展示されています。
建物的にはこちらの方が古いようです。
こちらの建物も接客用の表玄関と居住用の内玄関が併設されています。
稲葉家下屋敷の見学後も少し周辺を歩いてから帰る事にしました。
臼杵城の周辺は昔の城下町のような雰囲気が残っている場所があり、周辺をブラついているだけでも楽しめます。
では、今回の九州バイク旅、最後の目的地である府内城に向かいましょう...。
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