京都府 哲学の道(2)~大豊神社 ― 2017年11月24日
前回の続きです。
安楽寺
哲学の道を法然院からさらに南下した場所にあります。
入り口付近の紅葉が素晴らしく、多くの観光客が写真を撮っていました。
法然上人とその弟子、住蓮、安楽が布教活動を行た所が法然院の始まりですが、後鳥羽上皇の2人の妻が出家した事により、上皇の怒りを買い、住蓮、安楽は死罪になります。
天文年間(1532 ~ 1555年)に2人の供養の為に創建されたのが安楽寺です。
本堂には、住蓮、安楽の像や、出家した2人の妻、松虫、鈴虫の像も安置されています。
大豊神社
安楽寺を哲学の道に沿ってさらに南下した場所にあります。
887年、宇多天皇の病気平癒の為に創建されたと伝わります。 応仁の乱で焼失しますが、その後、再興されます。
舞殿。 ちょっと小振りな感じがします。
舞殿から少し高い場所にある本殿。
御祭神は少彦名命、応神天皇、菅原道真です。
少彦名命は、国造りを助けた神様ですが、医薬、穀物、知識など、多くの側面を持った神様です。 説菅原道真は言わずと知れた学問の神様です。
この朱色の社が稲荷社。
お稲荷様は、本当に多くの神社に鎮座していますね...。
稲荷社の隣にある大国社に人が群がっています。
どうやら、お目当ては狛犬ならぬ、狛鼠のようです。
何故、鼠かと言うと、祀られているのが大国主命で、鼠は大国主命が与えられた試練を助けた事からだと思います。 でも、大国主命を祀った神社は他で見た事がありますが、狛鼠は記憶が無いですね...。 珍しいです。
再び、哲学の道に戻ります。
紅葉を楽しみながら、永観堂へ向かいましょう...。 こんどは春かな...。
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