長崎県 オランダ坂周辺の建物 ― 2023年05月04日
長崎孔子廟からオランダ坂周辺の建物を見学する事にします。
「オランダ坂」は「オランダさんが通る坂」と言う意味で付けられた名前のようです。
開国後はオランダ人以外の西洋人もいたはずですが、出島に住んでいたオランダ人の影響から、地元の人は西洋人の事を「オランダさん」と呼んでいたようです。
東山手甲十三番館
明治中期に建てられた建物で、最初の居住者はイギリス人の香港上海銀行長崎支店初代支店長アンダーソンの住居でした。
その後は色々な使われ方をしていたようで、昭和初期~中期にかけてフランス領事館としても使用されていました。 社宅や、学生寮だった時もあるようです。
2007年に長崎市が購入し、改修して無料公開しています。 また、一部はカフェとしても営業しているので、利用する観光客も多いです。
1階ベランダ部分。
ガラガラのように見えますが、そんな事はありません。 結構、人が多かったです。
人が写らないように撮影するのは苦労します..。
ブルー基調の外観は、屋根部分が少し和風でした。
でも、内装は完全に洋風です。
2階ベランダ部分。
ベランダの端から東山手甲十三番館の入り口方面を眺めます。
今日は雨なので移動が大変..。
そろそろ、次の建物に移動しましょう。
東山手十二番館(旧居留地私学 歴史資料館)
1868年に建てられ、ロシア領事館として使用されました。
その後、アメリカ領事館や宣教師の住宅として使用された後、1941年に活水学院に譲渡されます。 1976年に長崎市に譲渡され、建物の修復を行った後、1995年からは歴史資料館として使用されています。 入館は無料です。
内部は、外国人居留地時代の資料や、宣教師が使用していた家具などが展示されています。
長崎孔子廟からオランダ坂へ近道する為に孔子廟通りを歩いてきたのですが、だいぶショートカットしてしまったようです。 多分、長崎市古写真資料館の方からオランダ坂を歩いたほうが正解だったかも知れません...。
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